2012年06月16日
ユーゴスラビア ドットパターン(マウンテンパターン) 迷彩服
さてさて今回もユーゴスラビア関連装備をご紹介したいと思います。
今回ご紹介するのはこちら!!

ユーゴスラビア人民軍 ドットパターン(マウンテパターン)迷彩 迷彩服になります。
久しぶりの迷彩服の紹介だ!ヤッフゥ!!!
こちらの迷彩は1960年代に開発されたもののようで、この迷彩服は一般的に偵察など特殊任務の将兵に支給されたそうです。
名称ですがドット(点)パターン。
マウンテン(山)パターン。
岩迷彩などと呼称されていますが、正式な名称は存じません・・・・。

迷彩をズームした画像。
一見して塗料の粒子が適当に散りばめられた適当な配色パターンに見えますが
拡大してみると1つ1つの柄は細かく、異なる色の粒子が散りばめられています。
基本的に青みのある緑色とカーキ色の2種類の色が強い迷彩といえると思います。
しかしこの迷彩も時期などによってかなり仕様差があるそうです。



迷彩服の構成。
専用バッグ、専用手袋、迷彩服上下が付属し構成されています。
迷彩服というよりもスナイパースーツと言ったほうが合うやもしれませんね。
そういう点でソビエト軍のスナイパースーツに近い構造かもしれません。
一般兵が通常着する戦闘服とは異なる物と感じれます。


それでは細部を簡単にご紹介していきたいと思います。
まずはフード部から。
フードには全体に擬装用のループが縫い付けられています。
この擬装用ループはフードに限らず迷彩服全体に縫い付けられています。

フード上部には左右2の紐が2箇所あります。

またフード上部の内側にはこのような網がありました。
切れ端のような気もしますが・・・これは一体何に使うのでしょうか・・・?

首元近くのフードには開閉用のボタンとフード全体を調整するための紐があります。

またフードの両側面には切り込みが入っています。
これは何故でしょう?耳でも露出させるためでしょうか?音を拾うためでしょうか?
推測ですがフードを被った状態でも頭に手が入れれるようにしたのではと思います。


続いては迷彩服の上半身部の画像です。
この上半身部の前後にも擬装用ループは縫い付けられています。
また服の前部は開閉せず、ソ連のルパシカのように下から被り通して着用します。
ですので構造は簡素であります。

服の左右腰部には切り込みがあり、一見してポケットのように見えます。
しかしこれはポケットではなく、
この迷彩服の下に着る服のポケットや
下に着用した装備を取り出すための切り込みかと思います。

上衣の袖口のアップ。
紐で口を絞るシンプルな作りです。


さてお次はズボンのご紹介です。
ズボンには擬装用ループは無く、
迷彩用の配色がなぜが片側が薄くなっております。(長期期間保管に伴う脱色でしょうか)
構造も上衣に続いてシンプル極まりない構造です。
やはり戦闘服(野戦服)の上から着用するスーツ的な意味合いが強いのでしょう。

ズボンのウエスト部の画像。
ズボンのウエストの調節は付属の紐を締めて行います。
しかし明らかにズボンのウエストが広すぎるので、
私が着用して紐を締めてもブカブカです。ベルトがないと厳しいですな・・・
またズボンの社会の窓は開閉式ではなく開いた状態となっております。
凄く割り切った仕組みですね。。。ボタンあっても良いと思うのですが・・・w

ズボンの両側面には切り込みがあります。
しかしこれは上衣の物と同様でポケットではありません。
この迷彩ズボンの下に着るズボンのポケットや
下に着用した装備を取り出すための切り込みかと思われます。

ズボンの裾口の画像。
切り込みがあり、袖口は紐で調整するこちらもシンプルな構造です。

続いては付属の迷彩手袋のご紹介です。
迷彩柄は迷彩服上下に準じたものとなっています。

射撃を考慮して人差し指は独立しており3本構成の手袋となっています。
また手袋の挿入口はゴムも紐もなく調整が利きません。
下に他の手袋を装着することを考慮してでしょうか、(もしくは防寒手袋などの使用も考慮してか)
手袋は相当大きめの作りとなっています。


最後に迷彩服上下と手袋を収納する専用入れのご紹介。
こちらの生地も服上下と手袋同様の迷彩となっています。
この収納袋の存在、そして迷彩されていることから
やはり状況に応じて迷彩服を着用するということになりますね。
つまりやはり特殊な任務に従事する将兵、所属する兵士たちに支給されたと考えるべきかもしれません。

肩負い用の紐の画像。
紐の生地は迷彩仕様の物で服や手袋と同じ生地のようです。
幅も狭く、生地も薄いです。
また肩負い紐の長さ調節は出来ず、自分で括るなり締めるなり工夫する必要があります。

迷彩服と手袋などを全て収納した状態。
服や手袋自体は生地が薄いので、この専用収納袋に難なく収納できます。
折り畳み収納するとここまでコンパクトになります。
さて以上で、ユーゴスラビアドットパターン(マウンテンパターン) 迷彩服の紹介になります。
自分は人民軍時代の軍装を集めようとしているのでが、
この迷彩服は勿論90年代の紛争期にも使用されております。

90年代後半のコソボ紛争期の頃と思われる画像。
お爺ちゃんがこの迷彩服を着用しております。
しかし傍から見ると、迷彩の強調が少なく、色も薄く見えますね。
実際の迷彩服としての有効性は少々未知数やもしれません。。。
この辺はゲームで実践投入してみないと分かりませんね。
さてこの迷彩服ですが
やはり下に別に戦闘服上下を着るのが前提です。
生地も大変薄く、単体のみで着用は無理がありますね。
しかし特徴的な迷彩。ユーゴスラビアを代表する迷彩パターンなので私が凄く好きです。
60年代の代物ではありますが市場では結構まだまだ流通しておりますが、
やはり年々希少傾向にございますので、あまりゲームでは酷使したくはありませんねw
ということで今回はこれまでです。
でわでわ~ ノシ
今回ご紹介するのはこちら!!
ユーゴスラビア人民軍 ドットパターン(マウンテパターン)迷彩 迷彩服になります。
久しぶりの迷彩服の紹介だ!ヤッフゥ!!!
こちらの迷彩は1960年代に開発されたもののようで、この迷彩服は一般的に偵察など特殊任務の将兵に支給されたそうです。
名称ですがドット(点)パターン。
マウンテン(山)パターン。
岩迷彩などと呼称されていますが、正式な名称は存じません・・・・。
迷彩をズームした画像。
一見して塗料の粒子が適当に散りばめられた適当な配色パターンに見えますが
拡大してみると1つ1つの柄は細かく、異なる色の粒子が散りばめられています。
基本的に青みのある緑色とカーキ色の2種類の色が強い迷彩といえると思います。
しかしこの迷彩も時期などによってかなり仕様差があるそうです。
迷彩服の構成。
専用バッグ、専用手袋、迷彩服上下が付属し構成されています。
迷彩服というよりもスナイパースーツと言ったほうが合うやもしれませんね。
そういう点でソビエト軍のスナイパースーツに近い構造かもしれません。
一般兵が通常着する戦闘服とは異なる物と感じれます。
それでは細部を簡単にご紹介していきたいと思います。
まずはフード部から。
フードには全体に擬装用のループが縫い付けられています。
この擬装用ループはフードに限らず迷彩服全体に縫い付けられています。
フード上部には左右2の紐が2箇所あります。
またフード上部の内側にはこのような網がありました。
切れ端のような気もしますが・・・これは一体何に使うのでしょうか・・・?
首元近くのフードには開閉用のボタンとフード全体を調整するための紐があります。
またフードの両側面には切り込みが入っています。
これは何故でしょう?耳でも露出させるためでしょうか?音を拾うためでしょうか?
推測ですがフードを被った状態でも頭に手が入れれるようにしたのではと思います。
続いては迷彩服の上半身部の画像です。
この上半身部の前後にも擬装用ループは縫い付けられています。
また服の前部は開閉せず、ソ連のルパシカのように下から被り通して着用します。
ですので構造は簡素であります。
服の左右腰部には切り込みがあり、一見してポケットのように見えます。
しかしこれはポケットではなく、
この迷彩服の下に着る服のポケットや
下に着用した装備を取り出すための切り込みかと思います。
上衣の袖口のアップ。
紐で口を絞るシンプルな作りです。
さてお次はズボンのご紹介です。
ズボンには擬装用ループは無く、
迷彩用の配色がなぜが片側が薄くなっております。(長期期間保管に伴う脱色でしょうか)
構造も上衣に続いてシンプル極まりない構造です。
やはり戦闘服(野戦服)の上から着用するスーツ的な意味合いが強いのでしょう。
ズボンのウエスト部の画像。
ズボンのウエストの調節は付属の紐を締めて行います。
しかし明らかにズボンのウエストが広すぎるので、
私が着用して紐を締めてもブカブカです。ベルトがないと厳しいですな・・・
またズボンの社会の窓は開閉式ではなく開いた状態となっております。
凄く割り切った仕組みですね。。。ボタンあっても良いと思うのですが・・・w
ズボンの両側面には切り込みがあります。
しかしこれは上衣の物と同様でポケットではありません。
この迷彩ズボンの下に着るズボンのポケットや
下に着用した装備を取り出すための切り込みかと思われます。
ズボンの裾口の画像。
切り込みがあり、袖口は紐で調整するこちらもシンプルな構造です。
続いては付属の迷彩手袋のご紹介です。
迷彩柄は迷彩服上下に準じたものとなっています。
射撃を考慮して人差し指は独立しており3本構成の手袋となっています。
また手袋の挿入口はゴムも紐もなく調整が利きません。
下に他の手袋を装着することを考慮してでしょうか、(もしくは防寒手袋などの使用も考慮してか)
手袋は相当大きめの作りとなっています。
最後に迷彩服上下と手袋を収納する専用入れのご紹介。
こちらの生地も服上下と手袋同様の迷彩となっています。
この収納袋の存在、そして迷彩されていることから
やはり状況に応じて迷彩服を着用するということになりますね。
つまりやはり特殊な任務に従事する将兵、所属する兵士たちに支給されたと考えるべきかもしれません。
肩負い用の紐の画像。
紐の生地は迷彩仕様の物で服や手袋と同じ生地のようです。
幅も狭く、生地も薄いです。
また肩負い紐の長さ調節は出来ず、自分で括るなり締めるなり工夫する必要があります。
迷彩服と手袋などを全て収納した状態。
服や手袋自体は生地が薄いので、この専用収納袋に難なく収納できます。
折り畳み収納するとここまでコンパクトになります。
さて以上で、ユーゴスラビアドットパターン(マウンテンパターン) 迷彩服の紹介になります。
自分は人民軍時代の軍装を集めようとしているのでが、
この迷彩服は勿論90年代の紛争期にも使用されております。

90年代後半のコソボ紛争期の頃と思われる画像。
お爺ちゃんがこの迷彩服を着用しております。
しかし傍から見ると、迷彩の強調が少なく、色も薄く見えますね。
実際の迷彩服としての有効性は少々未知数やもしれません。。。
この辺はゲームで実践投入してみないと分かりませんね。
さてこの迷彩服ですが
やはり下に別に戦闘服上下を着るのが前提です。
生地も大変薄く、単体のみで着用は無理がありますね。
しかし特徴的な迷彩。ユーゴスラビアを代表する迷彩パターンなので私が凄く好きです。
60年代の代物ではありますが市場では結構まだまだ流通しておりますが、
やはり年々希少傾向にございますので、あまりゲームでは酷使したくはありませんねw
ということで今回はこれまでです。
でわでわ~ ノシ
Posted by アンチョビことチビ at 11:54│Comments(3)
│旧ユーゴスラビア/セルビア軍装備
この記事へのコメント
>>natさん
そうですねぇ・・・!被服も手袋も生地が薄いとはいえ
あくまで戦闘服の上に羽織るものですので
余裕を持たせてるのが至極当然ですね・・・・!
戦闘服も冬夏用とあるわけですし、そういう意味で
下に着る服さえあれば全ての季節に対応可能ですね!
>>toraさん
旧軍の物でございましたかw
防蚊網面も合わせてあると尚一層夏場は快適に(意味不
そうですねぇ・・・!被服も手袋も生地が薄いとはいえ
あくまで戦闘服の上に羽織るものですので
余裕を持たせてるのが至極当然ですね・・・・!
戦闘服も冬夏用とあるわけですし、そういう意味で
下に着る服さえあれば全ての季節に対応可能ですね!
>>toraさん
旧軍の物でございましたかw
防蚊網面も合わせてあると尚一層夏場は快適に(意味不
Posted by アンチョビことチビ
at 2012年06月18日 23:28

専用手袋の形を見て、「ウチのどこかに同じようなモノが・・」と、室内を捜索してみたら
防蚊手袋でした。
その迷彩手袋の内側に○○納とだけゴム印押してあって、
「試製南方用迷彩手袋」とか名前付いてたら
toraが騙されて買いますww
防蚊手袋でした。
その迷彩手袋の内側に○○納とだけゴム印押してあって、
「試製南方用迷彩手袋」とか名前付いてたら
toraが騙されて買いますww
Posted by tora at 2012年06月17日 22:36
このような迷彩もあるのですね、初めて知りました。
後、私的な考えなのですが、上に書いてあった手袋ですがアンチョビさんの言われているようにたぶんですが、やはり防寒用の手袋の上から被せるためだと思います。
共産圏の防寒用手袋は指が分離していない物があるのでそれらの手袋に冬季に着用するのだと(あくまでも憶測ですが…)思います。
後、私的な考えなのですが、上に書いてあった手袋ですがアンチョビさんの言われているようにたぶんですが、やはり防寒用の手袋の上から被せるためだと思います。
共産圏の防寒用手袋は指が分離していない物があるのでそれらの手袋に冬季に着用するのだと(あくまでも憶測ですが…)思います。
Posted by nat at 2012年06月17日 20:43
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