2014年07月12日
複製 日本陸軍 革製図嚢(マップケース)
皆さんおはこんばんちわ!
今回も日本軍複製品をご紹介したいと思います。
今回御紹介する品はこちら!
こちらは複製 日本陸軍 革製図嚢 になります。
この品は最近入手したばかりの品で中古品ではありますが
珍しい仕様の複製図嚢でしたので手に入れてみました。
(ちなみにマイブームは複製図嚢でして・・・他の図嚢も近々紹介出来たらと思っております)
図嚢両側面からの画像。
側面にはペン差しなどは無く一見してシンプルな作りに見えますが
特徴のある作りが何箇所が御座います。
図嚢正面の画像。
蓋留め用の革の縫い付けはやはり☆型の縫い付けとなっております。
蓋を開いた状態の画像。
革質は悪くはないのですが・・・私的にはちょっと珍しいと思う箇所が御座います。
革の端の断面は画像のように着色(接着?)処理されております。
よくみると部位によっては革生地を2枚重ねにされており
これで厚さと強度を確保しているのでしょうか。
図嚢内部の画像。
大小2つのスペースがあるのみです。
蓋留め金具とループの画像。
背面(後面)部の画像。
こちらも生地を2枚重ねにして縫い付けられておりかなり厚くなっております。
(これはこの図嚢に限った事ではないですね)
図嚢両側面の後部には斜革装着用と思われる金具が備え付けられています。
この金具は縫い付けではなくカシメ打ち?で固定されております。
またこの金具の位置では蓋と干渉してしまう恐れがあり少々心配ですね。
またこの図嚢上面にはバックルの備わった吊り下げベルトが御座います。
私が購入したのはこの部分に惹かれてなのですが
複製品としてこの仕様はとても珍しいと思います。
吊り下げ用のベルトは3段階に調節出来ます。
またベルトも図嚢本体と同じく2枚の革生地を重ねて縫い合わせた仕様となっております。
個人的には1枚の革生地で十分だと思うのですが(勿論それなりに厚い生地ならですが・・・)
わざわざこの方法にしたのは何故でしょうか・・・
ちなみにベルトの表裏は両方表革になっております。(つまり2枚の裏革部分が重ね合っているのです)
バックル金具部はこのようになっております。
ベルトをバックルに通した状態。
試しに兵用帯革へ装着してみた状態。
吊り下げ部は革製ですので金具仕様よりも少々不安?ですが
このベルトに引っ掛け型の金具を装着する事も可能です。
何よりベルト式で長さは調節可能です。
また斜革仕様にも変更可能ですので中々使える図嚢だと思います。
さて以上で複製 日本陸軍 革製図嚢(マップケース) の紹介になります。
中々他の複製品では見られない仕様ですので私は気に入っております。
勿論、残念な箇所も御座いますが・・・
何より残念なのは・・・何処の複製品か分からないと云う事ですね・・・(汗
さて今回は以上になります。
ではでは~
ノシ
こんばんわ!軍国小僧さま!
お褒めに預り光栄であります・・・!
そのお言葉を頂けるのが私にとって何よりも活力で御座います!
これからも何卒宜しくお願い致します・・・!
この図嚢ですが私も珍しい作りで驚いております。
このような作りの複製品が存在すること自体知りませんでした(汗
もしかしたら貴重な品かもしれませんので使用する機会は無いかもしれませんが
大切にしていきたいと思います・・・!

暑さいよいよ厳しくなる中、衰えの見えない活発なる更新に感謝いたします。
私は貴殿の素晴らしき収集品のご紹介をいつも楽しみにしております。
珍しいつくりのレプリカですね!見たことないのでうらやましいです。
両面表革というのも、軍装品にはなかなかない仕様ではないでしょうか。
それからやはり図嚢は、星章のステッチがあるとないでは大違いですね!
ステッチがある方が断然かっこよく感じてしまいます。