2016年10月08日
篠原工房製 複製 日本陸軍 昭和七年制定雑嚢
皆さんおはこんばんちわ。
十月に入り台風も去ってやっと涼しくなりそうですね!
さてさて今回も引き続きあの業者さまの日本軍装備品をご紹介したいと思います。
という事で早速画像をば。


こちらは篠原工房さま製 複製 日本陸軍 昭和七年制定雑嚢 になります。
前回は同じく篠原さま製の昭和十二年制雑嚢を紹介させて頂きましたが
合わせてこの昭和七年制雑嚢も購入させて頂きました。
昭和七年制は大正期に制定された雑嚢に改良を加え制定されたもので
昭和十二年制の前の雑嚢になります。
ですので大正期から昭和十二年制への過渡期的特徴が見られ
数少ない複製品であり面白い品でもあると思います。

雑嚢本体生地のズーム画像。
生地は帆布製で色合いは夏衣にみられる帯青茶褐色に近くこれも素晴らしいです。

こちらは雑嚢の蓋にある蓋留め用バンドの縫い付け部の画像。
□に×の組み合わせの縫製でこちらもしっかりと丁寧に施されております。

七年制雑嚢を開いた状態の画像。
前回御紹介した十二年制と異なる部分があるのが分かるでしょうか。

本体部をズームした画像。
一見すると十二年制と変わらないように見えますね。


しかし真ん中にある中仕切り留め部は単純な紐式ではなく金属施錠仕様となっているのです。
より資材と手間が掛かっていると云えると思います。

蓋留めは十二年制と同様の金具が使用されております。

バックル部の裏側の画像。
本体生地の裏側には当て布も存在しており耐久性も問題ありません。

雑嚢内部の画像。
外側の端に金具があるのがお分かりでしょうか?

この金具(爪)が左右端の生地の繋ぎ目に合わせて存在します。
爪の形状は単純な直線ではなくちゃんとS字型に曲がった形状をしております。
これは大正三年制雑嚢にも見られた構造で
昭和七年制でもこの特徴を引き継いでおります。


そして勿論、爪を挿入する為の丸型金具(O環)も備わっております。


爪と丸型金具の位置はこのようになります。
大正三年制同様に両金具の位置は雑嚢内部ではなく外側にあります。
さらに云うと丸型金具は蓋の付け根下側に存在します。

爪を丸金具へ挿入した画像。
爪の形状もあって意外とすんなり入ってくれます。
これで雑嚢をコンパクトにする事が可能になります。
本当に優れた構造ですね・・・!改めて感心致しました。

こちらは雑嚢内部にある検定印部の画像。
昭和11年製で本廠検定、
篠原さま製を示す印が押されております。
製造年から分かるように昭和十二年制雑嚢とは異なっており使い回されておりません。
さすが細部に拘われる篠原さまです。

中仕切り留め紐の縫製部の画像。
12年制と比べ異なるようですね。
実際実物でも両者異なっているのでしょうか。

続いては雑嚢後部の画像。


腰吊り用のフック金具の画像。
鋲が打たれ金具は勿塗装が施されております。
この部分も12年制とは異なる所が見られ
縫製や生地の長さなどに差異が見られます。
この部分は大正三年制の作りに近いと私は思います。

負い紐(釣紐)の縫製部の画像。
この部分も12年制とは異なり大正3年制の縫製となっております。
独特の縫製なのは前述した丸型金具の縫い付けの為でもあります。

続いては雑嚢の負い紐部の画像になります。

負い紐の生地のズーム画像。
12年制と同様に柔らか過ぎず硬過ぎない生地で御座います。


負い紐の各金具の画像。
やはり金具は塗装が施されております。実用には何ら問題は御座いません!
金具の仕様は12年制と変わらないようですね。


続いては前回御紹介しました同じく篠原さま製の12年制雑嚢と並べてみました。
左が前回紹介した篠原工房さま製の昭和十二年制雑嚢。
右が今回紹介します同じく篠原工房さま製の昭和七年制雑嚢になります。
紐の仕様や爪と丸型金具の有無だけでなく様々な差異があるのが分かると思います。



お次は数年前に御紹介した大正期の雑嚢と並べてみた画像になります。
右が数年前に紹介した篠原工房さま製の大正三年制雑嚢。
左が今回紹介します同じく篠原工房さま製の昭和七年制雑嚢になります。
生地の色合い、革製と金属製の違いはありますが
共通した作りが随所に見られます。

最後に篠原さま製の3つの雑嚢を並べてみた画像。
左が前回紹介した篠原工房さま製の昭和十二年制雑嚢。
右が数年前に紹介した篠原工房さま製の大正三年制雑嚢。
真ん中が今回紹介します篠原工房さま製の昭和七年制雑嚢になります。
ようやく念願の雑嚢を揃える事が出来ました・・・・!
今までネックだった雑嚢ですが・・・これで大正から昭和の軍装を出来そうです!

さて以上で篠原工房製 複製 日本陸軍 昭和七年制定雑嚢の紹介になります。
雑嚢に関しては今まで一部妥協してきた部分もありましたが・・・
篠原さま製の昭和7年型、12年型を入手出来た事でオサラバ出来そうです・・・!
本当に嬉しいです・・・!貴重で中々入手し難い篠原さま製でありますので
感動人一倍です。製作して下さり本当に有難う御座いました!
篠原さまは柿渋色の明治型の雑嚢も製作されているそうですね。
(現在も製作販売されているかは存じませんが・・・)
さすがに明治期の軍装までは敷居が高く手が出ませんが・・・是非拝見してみたいもので御座います。
さて今回は以上になります。
ではでは~
ノシ
十月に入り台風も去ってやっと涼しくなりそうですね!
さてさて今回も引き続きあの業者さまの日本軍装備品をご紹介したいと思います。
という事で早速画像をば。
こちらは篠原工房さま製 複製 日本陸軍 昭和七年制定雑嚢 になります。
前回は同じく篠原さま製の昭和十二年制雑嚢を紹介させて頂きましたが
合わせてこの昭和七年制雑嚢も購入させて頂きました。
昭和七年制は大正期に制定された雑嚢に改良を加え制定されたもので
昭和十二年制の前の雑嚢になります。
ですので大正期から昭和十二年制への過渡期的特徴が見られ
数少ない複製品であり面白い品でもあると思います。
雑嚢本体生地のズーム画像。
生地は帆布製で色合いは夏衣にみられる帯青茶褐色に近くこれも素晴らしいです。
こちらは雑嚢の蓋にある蓋留め用バンドの縫い付け部の画像。
□に×の組み合わせの縫製でこちらもしっかりと丁寧に施されております。
七年制雑嚢を開いた状態の画像。
前回御紹介した十二年制と異なる部分があるのが分かるでしょうか。
本体部をズームした画像。
一見すると十二年制と変わらないように見えますね。
しかし真ん中にある中仕切り留め部は単純な紐式ではなく金属施錠仕様となっているのです。
より資材と手間が掛かっていると云えると思います。
蓋留めは十二年制と同様の金具が使用されております。
バックル部の裏側の画像。
本体生地の裏側には当て布も存在しており耐久性も問題ありません。
雑嚢内部の画像。
外側の端に金具があるのがお分かりでしょうか?
この金具(爪)が左右端の生地の繋ぎ目に合わせて存在します。
爪の形状は単純な直線ではなくちゃんとS字型に曲がった形状をしております。
これは大正三年制雑嚢にも見られた構造で
昭和七年制でもこの特徴を引き継いでおります。
そして勿論、爪を挿入する為の丸型金具(O環)も備わっております。
爪と丸型金具の位置はこのようになります。
大正三年制同様に両金具の位置は雑嚢内部ではなく外側にあります。
さらに云うと丸型金具は蓋の付け根下側に存在します。
爪を丸金具へ挿入した画像。
爪の形状もあって意外とすんなり入ってくれます。
これで雑嚢をコンパクトにする事が可能になります。
本当に優れた構造ですね・・・!改めて感心致しました。
こちらは雑嚢内部にある検定印部の画像。
昭和11年製で本廠検定、
篠原さま製を示す印が押されております。
製造年から分かるように昭和十二年制雑嚢とは異なっており使い回されておりません。
さすが細部に拘われる篠原さまです。
中仕切り留め紐の縫製部の画像。
12年制と比べ異なるようですね。
実際実物でも両者異なっているのでしょうか。
続いては雑嚢後部の画像。
腰吊り用のフック金具の画像。
鋲が打たれ金具は勿塗装が施されております。
この部分も12年制とは異なる所が見られ
縫製や生地の長さなどに差異が見られます。
この部分は大正三年制の作りに近いと私は思います。
負い紐(釣紐)の縫製部の画像。
この部分も12年制とは異なり大正3年制の縫製となっております。
独特の縫製なのは前述した丸型金具の縫い付けの為でもあります。
続いては雑嚢の負い紐部の画像になります。
負い紐の生地のズーム画像。
12年制と同様に柔らか過ぎず硬過ぎない生地で御座います。
負い紐の各金具の画像。
やはり金具は塗装が施されております。実用には何ら問題は御座いません!
金具の仕様は12年制と変わらないようですね。
続いては前回御紹介しました同じく篠原さま製の12年制雑嚢と並べてみました。
左が前回紹介した篠原工房さま製の昭和十二年制雑嚢。
右が今回紹介します同じく篠原工房さま製の昭和七年制雑嚢になります。
紐の仕様や爪と丸型金具の有無だけでなく様々な差異があるのが分かると思います。
お次は数年前に御紹介した大正期の雑嚢と並べてみた画像になります。
右が数年前に紹介した篠原工房さま製の大正三年制雑嚢。
左が今回紹介します同じく篠原工房さま製の昭和七年制雑嚢になります。
生地の色合い、革製と金属製の違いはありますが
共通した作りが随所に見られます。
最後に篠原さま製の3つの雑嚢を並べてみた画像。
左が前回紹介した篠原工房さま製の昭和十二年制雑嚢。
右が数年前に紹介した篠原工房さま製の大正三年制雑嚢。
真ん中が今回紹介します篠原工房さま製の昭和七年制雑嚢になります。
ようやく念願の雑嚢を揃える事が出来ました・・・・!
今までネックだった雑嚢ですが・・・これで大正から昭和の軍装を出来そうです!
さて以上で篠原工房製 複製 日本陸軍 昭和七年制定雑嚢の紹介になります。
雑嚢に関しては今まで一部妥協してきた部分もありましたが・・・
篠原さま製の昭和7年型、12年型を入手出来た事でオサラバ出来そうです・・・!
本当に嬉しいです・・・!貴重で中々入手し難い篠原さま製でありますので
感動人一倍です。製作して下さり本当に有難う御座いました!
篠原さまは柿渋色の明治型の雑嚢も製作されているそうですね。
(現在も製作販売されているかは存じませんが・・・)
さすがに明治期の軍装までは敷居が高く手が出ませんが・・・是非拝見してみたいもので御座います。
さて今回は以上になります。
ではでは~
ノシ
Posted by アンチョビことチビ at 19:41│Comments(2)
│・日本軍 複製レプリカ 装備
この記事へのコメント
>>名無しのとあるマニア
はじめまして名無しのとあるマニアさん。
篠原工房さまの製品を注文検討されているのですね!
ネットで篠原工房さまでお調べになると連絡先が記載された
ブログが見つかると思います。
もしそれでも見つからないようでしたら当ブログの「オーナーへメッセージ」より当方へ御連絡下さい。
此処で記載しますと篠原さまに御迷惑が掛かると思いますので。
はじめまして名無しのとあるマニアさん。
篠原工房さまの製品を注文検討されているのですね!
ネットで篠原工房さまでお調べになると連絡先が記載された
ブログが見つかると思います。
もしそれでも見つからないようでしたら当ブログの「オーナーへメッセージ」より当方へ御連絡下さい。
此処で記載しますと篠原さまに御迷惑が掛かると思いますので。
Posted by アンチョビことチビ
at 2016年10月15日 17:25

こんにちは
色々ご紹介ありがとうございます
自分も篠原工房さまから注文したいと思いますが、連絡先がわかりませんので大変苦悩しました。
良ければ篠原工房さまのメールアドレスを教えてもらいますか?
色々ご紹介ありがとうございます
自分も篠原工房さまから注文したいと思いますが、連絡先がわかりませんので大変苦悩しました。
良ければ篠原工房さまのメールアドレスを教えてもらいますか?
Posted by 名無しのとあるマニア at 2016年10月15日 13:37
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