2011年01月09日
侍装備紹介⑤ 自作脛当てと脚絆
続いて武士装備の足元を紹介致します。
甲冑を着用し、直垂や袴を履き、
移動しやすいかつ脛部分を保護するために脛当てを着用します。
これは鎧を着るなら必ずといって良いほど着用するアイテムです。
脛当てにも種類がございます。
布地を基本に作られ、籠手と同じように鉄板と鎖を縫い付けられた篠脛当て
全体を鉄で作られた堅牢な作りの筒脛当て
この2種類です。
映画やドラマだけでなく戦国時代を取り扱ったメディアや
現存する数においても前者の篠脛当てが多いようです。
ちなみに話は少しそれますが戦国期の足軽といった雑兵の下級の者には鎧が貸し出されました。
これを御貸具足といいます。
御貸具足の中に果たして脛当て、籠手もやはり含まれていたのでしょうか?
どこまでの装備が貸し出されたのかが知りたいところです。
さて話を戻しますが私は下級武士を基本とするため、あまり派手で豪華なものは要りません。
脛当てのレプリカなどはまず手に入らないので自作を試みました。
まずベースは脚絆です。
脚絆も以前書いた手甲同様、農作業やお祭り用の装束として容易に手に入ります。
画像のような脚絆は通常、小さくなっている方向を下に、つまり足元に、
大きくなっている方向を太ももにして巻きます。これは誰でも分かると思います。
脚絆の固定は上下の紐2つのみです。足が太いと簡単に緩んで、
生足が見えてしまいます。
私はマジックテープを縫い付けることでピッチリ装着できるようにしました。
草むらの中など激しい移動の多いゲームでは安全性と緩まないことが重要です!
さて画像の脚絆ですが鎧装備には少々厳しいかも・・・?しれません。
脛当てのように鉄板を貼っていないので人目で普通の脚絆と分かるのです。
ですが普通の脚絆で合戦に出た足軽たちも勿論実際にいたと思います。
防御面は劣りますが通常の脚絆の方が軽快に動けます。
その辺の考証については私はまだまだ勉強不足なので分かりませんが・・・・w
この脚絆は鎧姿の武士だけでなく旅姿の武士や農民など色んな服装に転用できます。
持っていて損はないと思います。
次に脛当ての自作についてですが、
私はこれと同じ脚絆をベースと作ることに致しました。
実際に映画のロケなど足軽雑兵のエキストラの方は脚絆ベースの脛当てを着用しているように見えます。
上の画像は丸○産業さまのHPより抜粋。左の画像は某映画のロケシーン。
大量のエキストラの方達には精巧な脛当てを供給することは無理のようですね。
足軽は数が多くてアンボですし、そもそも1足軽を映すシーンなどたかが知れていますしね。
実際に映画やドラマの足軽などをじっくり拝見してみると良いのかもしれません。
そんなこんなで実際に作ってみました。
鎖編みは布地と外れてしまうリスクを考慮して付けませんでした。
そもそも作って縫うのに途方もない時間がかかりますしね!w
画像の物は脚絆をベースにアクリル板を縫い付けているだけです。
何より軽いので足への負担はありませんし、アクリル板なら割れることはあっても怪我することはそうそうありません。
脚絆の色は何故黒かというと鎖があるか無いかをごまかす意味も込めて黒にしています。
また上のこの自作脛当てにもマジックテープを付けています。
これで綺麗に巻けて外れる心配は殆どありません。
実物の脛当てをみるとやはり芸術モノのように素晴らしい出来の物が多いです。
実際このなんちゃってレベルの脛当てと比べると、完全に見劣りします。
しかしゲームで使うとなると鎖を一つ一つ丁寧に縫われている脛当てを使うのはかなり勿体ないですw
ゲームをしていると汚れるのはやはりまず足元です。
籠手を付けてても思いましたがゲームでドンドン欠損していくのを見るのは正直辛いですよ~w
毎回のサバゲを甲冑装備でされる方はまずいないと思いますが、
装備を少々妥協してゲームを楽しむか考証を完全再現してゲームを楽しむかは
皆さんのご自由です!!
皆さん譲れない一線やポリシー!拘りがあると思います。
この装備のことを
汚れるの嫌ならそんな装備するな!!!!!
と思われる方も多いでしょう・・・!その通りですww
ですがね・・・
好きなんだからしょうがないじゃない!w
この装備以上に魅力的な装備があったらやめるSA!!
甲冑を着用し、直垂や袴を履き、
移動しやすいかつ脛部分を保護するために脛当てを着用します。
これは鎧を着るなら必ずといって良いほど着用するアイテムです。
脛当てにも種類がございます。
布地を基本に作られ、籠手と同じように鉄板と鎖を縫い付けられた篠脛当て
全体を鉄で作られた堅牢な作りの筒脛当て
この2種類です。
映画やドラマだけでなく戦国時代を取り扱ったメディアや
現存する数においても前者の篠脛当てが多いようです。
ちなみに話は少しそれますが戦国期の足軽といった雑兵の下級の者には鎧が貸し出されました。
これを御貸具足といいます。
御貸具足の中に果たして脛当て、籠手もやはり含まれていたのでしょうか?
どこまでの装備が貸し出されたのかが知りたいところです。
さて話を戻しますが私は下級武士を基本とするため、あまり派手で豪華なものは要りません。
脛当てのレプリカなどはまず手に入らないので自作を試みました。
まずベースは脚絆です。
脚絆も以前書いた手甲同様、農作業やお祭り用の装束として容易に手に入ります。
画像のような脚絆は通常、小さくなっている方向を下に、つまり足元に、
大きくなっている方向を太ももにして巻きます。これは誰でも分かると思います。
脚絆の固定は上下の紐2つのみです。足が太いと簡単に緩んで、
生足が見えてしまいます。
私はマジックテープを縫い付けることでピッチリ装着できるようにしました。
草むらの中など激しい移動の多いゲームでは安全性と緩まないことが重要です!
さて画像の脚絆ですが鎧装備には少々厳しいかも・・・?しれません。
脛当てのように鉄板を貼っていないので人目で普通の脚絆と分かるのです。
ですが普通の脚絆で合戦に出た足軽たちも勿論実際にいたと思います。
防御面は劣りますが通常の脚絆の方が軽快に動けます。
その辺の考証については私はまだまだ勉強不足なので分かりませんが・・・・w
この脚絆は鎧姿の武士だけでなく旅姿の武士や農民など色んな服装に転用できます。
持っていて損はないと思います。
次に脛当ての自作についてですが、
私はこれと同じ脚絆をベースと作ることに致しました。
実際に映画のロケなど足軽雑兵のエキストラの方は脚絆ベースの脛当てを着用しているように見えます。

上の画像は丸○産業さまのHPより抜粋。左の画像は某映画のロケシーン。
大量のエキストラの方達には精巧な脛当てを供給することは無理のようですね。
足軽は数が多くてアンボですし、そもそも1足軽を映すシーンなどたかが知れていますしね。
実際に映画やドラマの足軽などをじっくり拝見してみると良いのかもしれません。
そんなこんなで実際に作ってみました。
鎖編みは布地と外れてしまうリスクを考慮して付けませんでした。
そもそも作って縫うのに途方もない時間がかかりますしね!w
画像の物は脚絆をベースにアクリル板を縫い付けているだけです。
何より軽いので足への負担はありませんし、アクリル板なら割れることはあっても怪我することはそうそうありません。
脚絆の色は何故黒かというと鎖があるか無いかをごまかす意味も込めて黒にしています。
また上のこの自作脛当てにもマジックテープを付けています。
これで綺麗に巻けて外れる心配は殆どありません。
実物の脛当てをみるとやはり芸術モノのように素晴らしい出来の物が多いです。
実際このなんちゃってレベルの脛当てと比べると、完全に見劣りします。
しかしゲームで使うとなると鎖を一つ一つ丁寧に縫われている脛当てを使うのはかなり勿体ないですw
ゲームをしていると汚れるのはやはりまず足元です。
籠手を付けてても思いましたがゲームでドンドン欠損していくのを見るのは正直辛いですよ~w
毎回のサバゲを甲冑装備でされる方はまずいないと思いますが、
装備を少々妥協してゲームを楽しむか考証を完全再現してゲームを楽しむかは
皆さんのご自由です!!
皆さん譲れない一線やポリシー!拘りがあると思います。
この装備のことを
汚れるの嫌ならそんな装備するな!!!!!
と思われる方も多いでしょう・・・!その通りですww
ですがね・・・
好きなんだからしょうがないじゃない!w
この装備以上に魅力的な装備があったらやめるSA!!
Posted by アンチョビことチビ at 02:25│Comments(0)
│武士・侍・幕末・戦国装備
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