先祖は水呑み百姓。今も貧乏人！！

さてさて今回も久し振りに日本軍実物品をご紹介したいと思います。
とは云いましても軍用の物か定かではありませんが・・・

という事で早速画像をば



こちらは　日本軍/民間？　実物　腕時計用バンド　になります。

以前に紹介しました腕時計用の防塵ケースに合うバンドが欲しくなり
購入してみました。

画像を見て分かるように3本セットになります。
（本当はそんなに要らなかったのですが・・・セットだったので）

軍用ではなく当時の民間の物の可能性もありますので
タイトルは半端なものとなっております・・・

戦後になっても一時期製作されていたという情報もありますが
私には詳細が分からないのが正直な所です。





実物　腕時計用バンドの画像。

３つとも全く同じ作りの同じ物ですが
真ん中の個体のみループが欠品しているようです。

ですが状態は比較的良好で実用可能です。



使用されている革ですが豚革でしょうか？

バンドに使われる革には何種類かあるようです。



バンドの側面。

バンドはとても薄く、紙のように千切れのではないかと思えるぐらいです。
上質とは言い難いのが正直な感想です・・・




バンドのバックルのある上部の画像。

アルミ製と思われるバックル。
そして２つのループがあります。



バックル金具は軽量で小型の物ですが
少々強度が不安です・・・

60年以上の前の物なので実際に使用すると
破損してしまう可能性も高いでしょう。



ループは２つありますが
バックル近くの物は画像のように固定されております。





今度はバンド真ん中にある腕時計本体を固定する部分の画像。



この真ん中の部分は皆さん御存知のように
小さな革帯（ベルト）とバックルが備わっており
腕時計を簡単に脱着出来ます。





ここで手持ちの中田商店の腕時計用のバンドと並べてみました。

右が中田製の複製の物。
左が今回ご紹介する実物。

両者構造は殆ど同じなのですが
革質、幅の長さなどに差異が御座います。



ご覧になって分かるように
装着する腕時計のサイズに合わせてバンドも選ぶ必要があるようです。





腕時計本体を固定するためのバックル部の画像。

右が中田製の複製の物。
左が今回ご紹介する実物。

腕時計を固定するためのベルト、バックルのサイズも異なります。

中田製は比較的幅広な仕様。
対して左の実物は幅の狭い仕様となっております。



さてさて今度は以前にご紹介した実物腕時計用防塵ケースを装着してみたいと思います。

まずはこの防塵ケースに入りそうな腕時計本体を用意します。



用意した腕時計本体はセイコーのクォーツ式のAVENUE（アベニュー）というモデルです。

サイズの小ささと文字盤が気に入りました。

大分小型の物なのでレディースモデルかもしれませんね。



ということでまずは防塵ケースに収納します。

防塵ケースを開き、ケースの固定用の引っ掛けに腕時計を固定させます。

（ちなみに腕時計はこれでもまだ大き過ぎましたので加工してます）



何とか収納出来ました。
（腕時計加工済みです）



防塵ケースに時計を収納した状態。

少々時計の位置はズレていますが
問題無く時計の文字盤、針を確認出来ます。

中々良い雰囲気が出てると思います。



さて最後に革バンドに装着してみましょう。



中田製のバンドは幅広のモデルでこの防塵ケースは装着出来ませんでしたが
この実物革バンドには問題無く装着出来ます！



後ろに通して・・・



バックルで固定すれば・・・



この通り装着完了です！

う～ん・・・！中々良い感じです！

ようやく防塵ケースにバンドを装着する事が出来ました。
腕時計本体以外は実物なのが・・・感動です！



手持ちの腕時計を並べてみました。

さて以上で日本軍/民間？　実物　腕時計用バンド　の紹介になります。

今回、実物バンドを３つ入手する事が出来ましたが・・・
このバンドが実用に向いているかは・・・難しい所です・・・

と云いますのバンドの革は大変薄く、金具も小型で薄い作りです。
（アルミ製なら酸化はしても劣化は少ないのですが・・・）

現代の感覚では脆弱に見えるかもしれません。
何より経年の事を考えますと・・・野外などで激しい運動をすると
バンドは破損してもおかしくないと思います。

とはいえ全ての実物バンドが脆く出来てるとは思いませんし
実物バンドにも革質や時計のサイズに合わせて種類があると思います。

これからこの時計を使っていくかは分かりませんが・・・
少しでも大事にしていきたいと思います！

さてさて今回は以上になります。

ではでは～

ノシ