先祖は水呑み百姓。今も貧乏人！！

最近、暑さのせいで梅雨前にダウンしそうな水呑みです。

ｓてさて今回も日本軍複製品をご紹介したいと思います。
今回はあの業者さまの話題の品で御座います・・・！

まずはいつも通り画像から。



こちらは個人業者Ｆさま製 複製 日本陸軍 フェルト製戦闘帽（椀帽）　になります。

Ｆさまは防暑帽、略帽、防毒面嚢、破甲爆雷嚢など精密な複製品を世に送り出し続けておられ
当ブログでも何度も紹介させて頂きました・・・！

最近になって何とフェルト製戦闘帽（椀帽）を製作販売されている事を知り早速購入する事に致しました！

フェルト製戦闘帽（椀帽）も当ブログで何度も紹介させて頂きましたが
現在、製作販売されている物は本当に少なく希少です。
またサイズも肝心で・・・大きいサイズの物となると見つけるのはさらに難しくなります。
そこでこのＦさま製の登場・・・！驚くとともに嬉しい限りです！



こちらはフェルト生地のズーム画像。

フェルト生地は濃緑色に近い色合いとなっております。
勿論虫食いなどは御座いません。





フェルト戦闘帽の前後からの全体画像。

帽絨製の兵下士官用略帽とは異なりフェルト戦闘帽ならではの特徴のある作りを見事再現されております。
帽絨製と比べ簡素な印象がありますが・・・形状を作るにしましても
これを一から製作されるとなるとそう簡単にはいきませんね（汗



正面の星章の画像。

勿論、陸軍規定の五芒星が縫い付けられております。


 


顎紐部の画像。

顎紐は制式で緑色の物となっております。
顎紐用のバックル（尾錠）は細く塗装を施された物でやはりソツのない作りをしております。

フェルト生地も相成って色合い的に格好の良い印象です・・・！

両側面からの画像。

こちらにもフェルト戦闘帽独特の仕様が見受けれます。



側面には３つの通気孔が存在します。

フェルト戦闘帽の通気孔は周囲をミシンや手縫いが施されていない
単純な穴となっております。これも勿論再現されております・・・！



帽垂用ループの画像。

Ｆさま製の他製品の略帽同様に-―-の糸かがり見となっております。





上下から見た全体画像。

Ｆさま製らしく内装にも拘りが見られます。





フェルト帽のツバ部の画像。

通常（帽絨製）の略帽とは異なりシンプルなツバをしております。

ですがこのシンプルさ故、形状や大きさが際立ちます。
Ｆさま製ではそのツバの成形は秀逸と云えると思います・・・！



こちらは内装部の縁革（汗革）の画像。

縁革は豚革のようですね。

薄過ぎる事無くまた暑過ぎる事も無く被るのに適した厚さの生地となっております。





検定印部の画像。

サイズは一号。
昭和12年製。
大支検定の検定印で御座います。

反対側には氏名記入欄が御座います。

この椀帽で一号サイズ・・・感動ですね・・・！
サイズの調整が効かないフェルト帽だけに待ち望まれていた方もいらっしゃると思います。



最後に手持ちの中田商店製のフェルト戦闘帽を並べてました。





話は脱線しますが・・・複製フェルト戦闘帽はいくつか持っていたのですが
手放した物も多くあります（汗

やはりサイズがネックでして小さ過ぎる物は処分しております・・・（汗

画像の中田商店製はサイズ６０の物です。
この品は運良く5年ほど前に新品で入手出来たのですが・・・
やはり現在は絶版となっております。

しかしこのＦさま製の登場でそのような状況が改善されそうで御座います・・・！




過去に何度か貼らせて頂いた？祖父のアルバムからの写真。

祖父の戦友殿の写真です。

椀帽に昭五式と典型的？な支那事変期の軍装ですが
肩章ではなく十三年制式の襟章に改められており
椀帽との組み合わせが新鮮（ハイカラ）と云いますか面白いですね。


さて以上で個人業者Ｆさま製 複製 日本陸軍 フェルト製戦闘帽（椀帽）の紹介になります。

Ｆさまからのフェルト戦闘帽に製作販売の報に驚きましたが
今まで国民帽、各種略帽また防暑帽を製作された実績がありますので
その完成度は極めて高いと思います。

またさらなる朗報としてこのフェルト戦闘帽は明るい緑褐色仕様も製作されております！
（私も別に明るい緑褐色仕様もの購入を検討しております・・・！）

サイズは１～２号サイズがあり生地の色合いも2種類存在するとは・・・感涙モノで御座います！
きっと皆さん満足して頂けると思います！



さて今回は以上になります。

ではでは～

ノシ