2017年03月18日
日本軍 実物 九〇式鉄帽 大号 (篠原工房さま再塗装&内装)
皆さんおはこんばんちは!年度末に近付くにつれて忙しくなる水呑み百姓です。
さてさて今回も珍しく?日本軍実物装備品を紹介したいと思います。
またまた以前紹介した装備品とかぶってしまいますが・・・とりあえず画像をば!
こちらは日本軍 実物 九〇式鉄帽 大号 (篠原工房さま再塗装&内装)になります。
昨年7月頃に実物九〇式の小号を手に入れましたが
大号の方は手元に無かったので改めて購入しました・・・!
中田製再生品など候補はいくつかあったのですが・・・
篠原工房さまで実物鉄帽と内装を取り扱っておられたので篠原さまの品を選択してみました!
篠原工房さまの品は当ブログでもいくつか紹介させて頂きましたが
精巧な装備品を製作販売されている事で有名な業者さまなのは皆さん御存知かと思います。
今回ご紹介するのは実物ではありますが篠原さまが再塗装され手を加えらた品で御座います。
期待が膨らみます・・・!
篠原さま再生実物九〇式鉄帽の画像。
実物ですので状態が気になる所ですが再塗装されており
とても70年以上前の鉄帽とは思えない外観で御座います。
鉄帽の塗装面の画像。
鉄帽の外観で重要なのは形状と塗装色だと思います。
塗装の色合いは本当に難しい事でしょう。
当時の塗装色を再現するのですから色の調合はそう簡単に出来る事ではないでしょう。
しかしそこは篠原工房さまで御座います。見事な色合いを再現されています。
色合いは俗にいう帯青茶褐色(国防色)より茶が強い感じでしょうか?
画像はフラッシュを焚いて撮影していますので色合いは明るく見えますね。
鉄帽は変な艶は無く独特な塗り方で再現されております。
鉄帽の正面からの画像。
カメラのフラッシュON/OFFにした状態の画像です。
鉄帽の色合いが異なって見えますね。
正面の星章の画像。
この鉄帽の星章は実物か複製かは残念ながら分かりません。
日本軍の鉄帽は星章や内装留め金具は無塗装の状態で塗装済みの鉄帽に装着されるそうで
装着してから星章と内装留め金具を塗装するようですね。
ですので鉄帽本体自体には上塗りになり荒く鉢巻状に塗装されるとの事であります。
星章や鉄帽の荒々しい塗料も忠実に再現されております・・・!
しかし・・まさか無塗装のまま金具や星を付けるとは(汗 予想外ですね・・・
鉄帽側面の画像。
こちらにカメラのフラッシュON/OFFの両方で撮影しております。
側面にある内装留め金具のズーム画像。
金具の上からの塗装が汚く見えますが・・・実際にこういう仕様で御座います(笑
しかし・・・無塗装の金具を付けてさらに鉄帽を上塗りする理由はなんでしょうか?
やはり大量生産の為の工程短縮もしくは簡略化が目的でしょうか?
こちらは鉄帽後面の画像になります。
後面の内装留め金具付近もこのように塗装にムラのある仕様になっております。
(鉢巻状に上塗りされているようで当然なのですが・・・)
鉄帽を上から見た全体画像。
勿論実物ですので上部の4つの通気孔はちゃんと存在します。
鉄帽の頭頂部の画像。
小号と同様に大号でも頭頂部は尖った作りをしております。
複製品と比べるとこの尖った突起は小さい(浅い?)ように感じますね。
もしかしたら一度剥がして再塗装している為そう感じるのかもしれません。
鉄帽の縁部の画像。
いずれも不鮮明な画像ですね・・・(汗
縁部は変に塗料ダレしておらず縁の綺麗な形状が確認出来ます。
続いては鉄帽の裏面(内装面)の画像になります。
内装の内張り(ライナー)一式は実物ではありませんが
篠原工房さまの複製品になり精巧に出来た品で御座います。
内装の革製内張り部の画像。
天然色の革製で3枚とも適度な厚さをしております。
形状もとても良いですね・・・!
革製内張りの裏側にあるクッションの画像。
内張りの裏側には画像のように紐で脱着出来るクッションが備わっております。
当然3枚の革製内張りの裏側全てに存在致します。
クッションは麻布で製作されているようでこちらの生地も中々の質感です。
クッションのうちの1つには画像のように検印が御座います。
さすが篠原工房さまです。見えない細かい部分も再現されております。
画像では紹介出来なかった特徴のある箇所はいくつもあり手に取る価値があります!
内装の縁革部の画像。
縁革は重厚な革生地が使用されており繋ぎ目の縫いもしっかりしております。
縁革部の顎紐留め金具が未塗装なのも注目です。
篠原工房さま製の顎紐は1つの長い紐で繋がっておらず
分割式となっております。
内装の内張り革上部にある締め紐の画像。
締め紐は勿論丸紐が用いられており柔らか過ぎる事はありません。
当然長さの調節も可能です。
再現度はとても高いだけでなく各生地は良質で実物に近い物が使用されているので
実物同様に使用に耐えれると思います。汚れて手入れしていくと素晴らしく変化していく事でしょう。
裏面の後部には大号を示す『大号』の文字が描かれています。
続いては顎紐の画像になります。
顎紐生地のズーム画像。
顎紐は実際に装着するのに十分な長さが御座います。
顎紐生地は幅広で適度な硬さを備えた紐で素晴らしい質感です。
こちらも実際の使用にはうってつけな品だと思います。
こちらは偽装網の画像。
今回篠原工房さまに鉄帽用偽装網も付けて頂きました。
偽装網の結び目部の画像。
篠原工房さまの偽装網は濃緑色の色合いで薄過ぎたり
海外製のように薄く青っぽい色合いでは御座いません。
生地も細いながらしっかりしており丹念に作られております。
偽装網を装着した状態の裏側縁部の画像。
さて最後に昨年入手した実物小号と比べてみたいと思います。
右が昨年に紹介しました実物九〇式鉄帽の小号(個人業者Fさま再塗装)。
左が今回ご紹介する実物九〇式鉄帽の大号(篠原工房さま再塗装)になります。
再塗装はそれぞれ異なる業者さまがされてますので
色合いも異なりますが私はいずれもとても良い色合いで
当時の色に近い調合がされていると思います。
正面、上面、側面からの画像。
右が昨年に紹介しました実物九〇式鉄帽の小号(個人業者Fさま再塗装)。
左が今回ご紹介する実物九〇式鉄帽の大号(篠原工房さま再塗装)になります。
両者あまり大きさは変わらないように見えますが
よく見比べてみますとやはりサイズは異なっております。
星章は小号の方は複製品を使用しておりますが
星章の位置が微妙に異なっております。
被せてみた画像。
上が昨年に紹介しました実物九〇式鉄帽の小号(個人業者Fさま再塗装)。
下が今回ご紹介する実物九〇式鉄帽の大号(篠原工房さま再塗装)になります。
形状はさほど違いないように見えますが小号は縁は若干広く出来ているようですね。
さて以上で日本軍 実物 九〇式鉄帽 大号 (篠原工房さま再塗装&内装)の紹介になります。
これでようやく実物の九〇式鉄帽を小号、大号を揃える事が出来ました!
またいずれも再塗装をして頂き申し分ない状態で御座います。
しかし・・・サバゲなど野外のイベントでは複製品(レプリカ)の使用がメインになると思います。
まだまだ実物鉄帽は容易に入手可能ではありますが・・・
鉄帽はどうしても傷が付き、私はそれを気にしてしまう方ですので・・(汗
実物は実物で大切にしていきたいと思います・・・!
さて今回は以上になります。
ではでは~
ノシ
さてさて今回も珍しく?日本軍実物装備品を紹介したいと思います。
またまた以前紹介した装備品とかぶってしまいますが・・・とりあえず画像をば!
こちらは日本軍 実物 九〇式鉄帽 大号 (篠原工房さま再塗装&内装)になります。
昨年7月頃に実物九〇式の小号を手に入れましたが
大号の方は手元に無かったので改めて購入しました・・・!
中田製再生品など候補はいくつかあったのですが・・・
篠原工房さまで実物鉄帽と内装を取り扱っておられたので篠原さまの品を選択してみました!
篠原工房さまの品は当ブログでもいくつか紹介させて頂きましたが
精巧な装備品を製作販売されている事で有名な業者さまなのは皆さん御存知かと思います。
今回ご紹介するのは実物ではありますが篠原さまが再塗装され手を加えらた品で御座います。
期待が膨らみます・・・!
篠原さま再生実物九〇式鉄帽の画像。
実物ですので状態が気になる所ですが再塗装されており
とても70年以上前の鉄帽とは思えない外観で御座います。
鉄帽の塗装面の画像。
鉄帽の外観で重要なのは形状と塗装色だと思います。
塗装の色合いは本当に難しい事でしょう。
当時の塗装色を再現するのですから色の調合はそう簡単に出来る事ではないでしょう。
しかしそこは篠原工房さまで御座います。見事な色合いを再現されています。
色合いは俗にいう帯青茶褐色(国防色)より茶が強い感じでしょうか?
画像はフラッシュを焚いて撮影していますので色合いは明るく見えますね。
鉄帽は変な艶は無く独特な塗り方で再現されております。
鉄帽の正面からの画像。
カメラのフラッシュON/OFFにした状態の画像です。
鉄帽の色合いが異なって見えますね。
正面の星章の画像。
この鉄帽の星章は実物か複製かは残念ながら分かりません。
日本軍の鉄帽は星章や内装留め金具は無塗装の状態で塗装済みの鉄帽に装着されるそうで
装着してから星章と内装留め金具を塗装するようですね。
ですので鉄帽本体自体には上塗りになり荒く鉢巻状に塗装されるとの事であります。
星章や鉄帽の荒々しい塗料も忠実に再現されております・・・!
しかし・・まさか無塗装のまま金具や星を付けるとは(汗 予想外ですね・・・
鉄帽側面の画像。
こちらにカメラのフラッシュON/OFFの両方で撮影しております。
側面にある内装留め金具のズーム画像。
金具の上からの塗装が汚く見えますが・・・実際にこういう仕様で御座います(笑
しかし・・・無塗装の金具を付けてさらに鉄帽を上塗りする理由はなんでしょうか?
やはり大量生産の為の工程短縮もしくは簡略化が目的でしょうか?
こちらは鉄帽後面の画像になります。
後面の内装留め金具付近もこのように塗装にムラのある仕様になっております。
(鉢巻状に上塗りされているようで当然なのですが・・・)
鉄帽を上から見た全体画像。
勿論実物ですので上部の4つの通気孔はちゃんと存在します。
鉄帽の頭頂部の画像。
小号と同様に大号でも頭頂部は尖った作りをしております。
複製品と比べるとこの尖った突起は小さい(浅い?)ように感じますね。
もしかしたら一度剥がして再塗装している為そう感じるのかもしれません。
鉄帽の縁部の画像。
いずれも不鮮明な画像ですね・・・(汗
縁部は変に塗料ダレしておらず縁の綺麗な形状が確認出来ます。
続いては鉄帽の裏面(内装面)の画像になります。
内装の内張り(ライナー)一式は実物ではありませんが
篠原工房さまの複製品になり精巧に出来た品で御座います。
内装の革製内張り部の画像。
天然色の革製で3枚とも適度な厚さをしております。
形状もとても良いですね・・・!
革製内張りの裏側にあるクッションの画像。
内張りの裏側には画像のように紐で脱着出来るクッションが備わっております。
当然3枚の革製内張りの裏側全てに存在致します。
クッションは麻布で製作されているようでこちらの生地も中々の質感です。
クッションのうちの1つには画像のように検印が御座います。
さすが篠原工房さまです。見えない細かい部分も再現されております。
画像では紹介出来なかった特徴のある箇所はいくつもあり手に取る価値があります!
内装の縁革部の画像。
縁革は重厚な革生地が使用されており繋ぎ目の縫いもしっかりしております。
縁革部の顎紐留め金具が未塗装なのも注目です。
篠原工房さま製の顎紐は1つの長い紐で繋がっておらず
分割式となっております。
内装の内張り革上部にある締め紐の画像。
締め紐は勿論丸紐が用いられており柔らか過ぎる事はありません。
当然長さの調節も可能です。
再現度はとても高いだけでなく各生地は良質で実物に近い物が使用されているので
実物同様に使用に耐えれると思います。汚れて手入れしていくと素晴らしく変化していく事でしょう。
裏面の後部には大号を示す『大号』の文字が描かれています。
続いては顎紐の画像になります。
顎紐生地のズーム画像。
顎紐は実際に装着するのに十分な長さが御座います。
顎紐生地は幅広で適度な硬さを備えた紐で素晴らしい質感です。
こちらも実際の使用にはうってつけな品だと思います。
こちらは偽装網の画像。
今回篠原工房さまに鉄帽用偽装網も付けて頂きました。
偽装網の結び目部の画像。
篠原工房さまの偽装網は濃緑色の色合いで薄過ぎたり
海外製のように薄く青っぽい色合いでは御座いません。
生地も細いながらしっかりしており丹念に作られております。
偽装網を装着した状態の裏側縁部の画像。
さて最後に昨年入手した実物小号と比べてみたいと思います。
右が昨年に紹介しました実物九〇式鉄帽の小号(個人業者Fさま再塗装)。
左が今回ご紹介する実物九〇式鉄帽の大号(篠原工房さま再塗装)になります。
再塗装はそれぞれ異なる業者さまがされてますので
色合いも異なりますが私はいずれもとても良い色合いで
当時の色に近い調合がされていると思います。
正面、上面、側面からの画像。
右が昨年に紹介しました実物九〇式鉄帽の小号(個人業者Fさま再塗装)。
左が今回ご紹介する実物九〇式鉄帽の大号(篠原工房さま再塗装)になります。
両者あまり大きさは変わらないように見えますが
よく見比べてみますとやはりサイズは異なっております。
星章は小号の方は複製品を使用しておりますが
星章の位置が微妙に異なっております。
被せてみた画像。
上が昨年に紹介しました実物九〇式鉄帽の小号(個人業者Fさま再塗装)。
下が今回ご紹介する実物九〇式鉄帽の大号(篠原工房さま再塗装)になります。
形状はさほど違いないように見えますが小号は縁は若干広く出来ているようですね。
さて以上で日本軍 実物 九〇式鉄帽 大号 (篠原工房さま再塗装&内装)の紹介になります。
これでようやく実物の九〇式鉄帽を小号、大号を揃える事が出来ました!
またいずれも再塗装をして頂き申し分ない状態で御座います。
しかし・・・サバゲなど野外のイベントでは複製品(レプリカ)の使用がメインになると思います。
まだまだ実物鉄帽は容易に入手可能ではありますが・・・
鉄帽はどうしても傷が付き、私はそれを気にしてしまう方ですので・・(汗
実物は実物で大切にしていきたいと思います・・・!
さて今回は以上になります。
ではでは~
ノシ
Posted by アンチョビことチビ at 19:57│Comments(4)
│・日本軍 実物 装備
この記事へのコメント
>>YJSNPIさん
オッスオッス!野獣戦犯さん!
小号をお持ちとは!九〇式の小号は数が少なく貴重ですが
やはり合わせて大号も欲しくなってしまいますね・・・
状態も様々ですが大号はまだ比較的入手し易いと思います。
是非入手されて下さい・・・!応援しております!
サバゲでは・・・確かに鉄帽は重いですね(汗
私は一応持っていきますが鉄帽にフルフェイスマスクの組み合わせが
良く無く鉄帽の重みでマスクがズレる事が多々あります。
ですので私はもっぱら背負うだけが多いですね・・・
だらしねぇし・・・(レ)
オッスオッス!野獣戦犯さん!
小号をお持ちとは!九〇式の小号は数が少なく貴重ですが
やはり合わせて大号も欲しくなってしまいますね・・・
状態も様々ですが大号はまだ比較的入手し易いと思います。
是非入手されて下さい・・・!応援しております!
サバゲでは・・・確かに鉄帽は重いですね(汗
私は一応持っていきますが鉄帽にフルフェイスマスクの組み合わせが
良く無く鉄帽の重みでマスクがズレる事が多々あります。
ですので私はもっぱら背負うだけが多いですね・・・
だらしねぇし・・・(レ)
Posted by アンチョビことチビ at 2017年04月15日 18:22
自分は実物の九◯式鉄帽は小号しか持っていないので、紹介していただきありがとうございます。
やっぱり実物の大号も欲しくなってしまいました
まぁ自分は鉄帽をサバゲには重いので、持っていかないですけどね、まぁね、仕方ないね。
やっぱり実物の大号も欲しくなってしまいました
まぁ自分は鉄帽をサバゲには重いので、持っていかないですけどね、まぁね、仕方ないね。
Posted by 野獣先輩 at 2017年04月08日 23:53
>> ユタニ タカアキさん
篠原工房さまの連絡先ですが個人情報になりますので
この場で公開する事が出来ませんので
当ブログ左にある「オーナーへメッセージ」より私に御連絡下さい。
連絡先をお教え致します。
篠原工房さまの連絡先ですが個人情報になりますので
この場で公開する事が出来ませんので
当ブログ左にある「オーナーへメッセージ」より私に御連絡下さい。
連絡先をお教え致します。
Posted by アンチョビことチビ at 2017年04月01日 18:04
篠原工房さまの連絡先を教えて下さい。どこを探しても見つかりません。実物九〇式鉄帽の再塗装及びライナーの取替えをしたいのですが。御返答宜しくお願い致します。
Posted by ユタニ タカアキ at 2017年03月31日 21:13
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