2011年02月17日
ユーゴスラビア紛争/内戦写真②
久しぶりにユーゴ関連の写真をご紹介したいと思います。
では画像をば

ベレーにボーダーTシャツを着た兵士。車の上にロシア製と思われるDP28軽機関銃が置かれていますね。
一見するとロシア人にしか見えませんね。しかしセルビア人兵士です。
しかし迷彩服に左腕の記章にはセルビア国旗がはっきりと写っています。
ちなみに着用している迷彩服はリザード系迷彩服です。
ユーゴ&セルビア正規軍の制式の物ではなく、民兵やセルビア自治区のクライナやスルプスカなどの軍隊に着用されました。
こちらは紛争初期の連邦兵士でしょうか・・・?
革サスペンダーに革ベルトに銃剣を装備していますね。
右肩に赤い布が巻かれているのは何故でしょうか・・・?敵味方識別用でしょうか・・・?
民兵などの可能性も捨てきれませんね。

季節が大分暑いのかシャツ型戦闘服を着用した兵士たち。
真ん中の兵士は一見すると舟形略帽を着用しているように見えますが、これはチェトニク帽かと思われます。
ということは必然的に彼らがセルビア陣営ということが分かりますね。
スチールヘルメットの印からセルビア陣営と分かる写真です。
雨の中お酒を飲んでいますw
珍しいのは右の髭の兵士がウッドランド迷彩の上衣(レインパーカーか?)を着ています。
紫色の戦闘服が特徴のセルビア軍警察。
変わったタイプのベストを装備していますね。
首元にタオルを巻いていて暑そうですが何故帽子やヘルメットを被らないんでしょうかね・・・?
画面いっぱいが灰色ですねwそしておじさんばかりですねww
戦闘服がかなり古いタイプなので紛争初期のように見えます。
連邦正規軍と現地の民兵が合流しているのでしょうか・・・?
なんとも古めかしく見えますね。
こちらはクロアチア兵かボスニア兵のように見えます。
M76狙撃銃を持っていますね。市街地のように見えます。
さてここからはコソボ解放軍(UCK)の画像を貼りたいと思います。
コソボ紛争の発端はコソボで多数派を占めるアルバニア人と少数派のセルビア人との対立と言われていますが、
そこには民族主義と台頭と貧困、と様々な要因がありました。
また長い歴史でみるとコソボはセルビア領土→オスマン領土→セルビア領土→ユーゴ連邦と
支配者が幾度も変わり、それによって他民族と他宗教が流入してきたことが原因なのです。
紛争直前のコソボでは民族主義の台頭により経済的貧困も重なって多数派のアルバニア人による
セルビア人への破壊・迫害が頻発するようなります。
しかしミロシェヴィッチが登場するとその立場は逆転します。
彼はセルビア民族主義者でありコソボの自治権を剥奪、実質的にセルビアの統治下へ置きます。
その間、コソボのアルバニア人は民族教育を制限され、アルバニア人の経済活動は干渉を受けるまでになり
今まで以上の貧困に陥ることになります。
ユーゴ紛争中、この圧政下のなか1995年にコソボ解放軍が組織されセルビアへの武装闘争を開始します。
(勿論セルビア民間人にも)
アルバニア旗を持つUCK(コソボ解放軍)兵士。
RPG-7やスコープ装着型猟銃と彼らの武器や装備は多種多彩です。
ドイツ軍型のフレック迷彩に中国製56式自動小銃を持つUCK兵士。
服は良い物なのに銃はチープ。私はこの組み合わせは大嫌いですw
ユーゴでは中国製武器は稀な存在なのですが、
コソボ紛争におけるUCK兵士は中国製火器を大量に使用しています。
供給元がはっきり分かりますね!

こちらもコソボ解放軍兵士。先頭の兵士はM16系列の銃を所持していますね・・・・?
米国を含む西側諸国の供与を受けてたと考えた方が良いようですね。

凄い量の荷物を背負うコソボ解放軍兵士。
赤色の強い特徴的なスイス軍型の迷彩服を着用しています。

こちらもコソボ解放軍兵士。
こちらもスイス軍迷彩服を着用しています。
右の兵士は形式不明ですが高価そうな狙撃銃を。
左の兵士はバレットでしょうか?
セルビア軍からの捕獲品とも考えられますが、西側から供給された可能性もあります。
こちらもコソボ解放軍兵士かと思われます。
ドラマグ付きAKにM16A3でしょうか・・・?
本当に雑居した装備や武器が多いですね。
ライフルグレネード発射のためAKの先端に延長ノズルが装着されています。
中国製の武器を使うなんて、もうヨーロッパじゃないですね。
今回は以上になります。
コソボ独立で何故セルビアが猛反発してるかはWIKIでも覗いて頂ければお分かりになると思います。
クロアチアやボスニアでセルビアがしたことは許し難いことですが、コソボにおけるアルバニア人も結構大概なのことしていますね。
かのミロシェヴィッチはユーゴやセルビアを結果的に破局へ追いやったと考えらますが、
かつてコソボにいたセルビア人の中には彼をいまだに指示する人も多いとか。
加害者でもあり被害者でもあるセルビア人やアルバニア人。
まさに考えさせられますね。
では画像をば

ベレーにボーダーTシャツを着た兵士。車の上にロシア製と思われるDP28軽機関銃が置かれていますね。
一見するとロシア人にしか見えませんね。しかしセルビア人兵士です。
しかし迷彩服に左腕の記章にはセルビア国旗がはっきりと写っています。
ちなみに着用している迷彩服はリザード系迷彩服です。
ユーゴ&セルビア正規軍の制式の物ではなく、民兵やセルビア自治区のクライナやスルプスカなどの軍隊に着用されました。

こちらは紛争初期の連邦兵士でしょうか・・・?
革サスペンダーに革ベルトに銃剣を装備していますね。
右肩に赤い布が巻かれているのは何故でしょうか・・・?敵味方識別用でしょうか・・・?
民兵などの可能性も捨てきれませんね。

季節が大分暑いのかシャツ型戦闘服を着用した兵士たち。
真ん中の兵士は一見すると舟形略帽を着用しているように見えますが、これはチェトニク帽かと思われます。
ということは必然的に彼らがセルビア陣営ということが分かりますね。

スチールヘルメットの印からセルビア陣営と分かる写真です。
雨の中お酒を飲んでいますw
珍しいのは右の髭の兵士がウッドランド迷彩の上衣(レインパーカーか?)を着ています。

紫色の戦闘服が特徴のセルビア軍警察。
変わったタイプのベストを装備していますね。
首元にタオルを巻いていて暑そうですが何故帽子やヘルメットを被らないんでしょうかね・・・?

画面いっぱいが灰色ですねwそしておじさんばかりですねww
戦闘服がかなり古いタイプなので紛争初期のように見えます。
連邦正規軍と現地の民兵が合流しているのでしょうか・・・?
なんとも古めかしく見えますね。

こちらはクロアチア兵かボスニア兵のように見えます。
M76狙撃銃を持っていますね。市街地のように見えます。

さてここからはコソボ解放軍(UCK)の画像を貼りたいと思います。
コソボ紛争の発端はコソボで多数派を占めるアルバニア人と少数派のセルビア人との対立と言われていますが、
そこには民族主義と台頭と貧困、と様々な要因がありました。
また長い歴史でみるとコソボはセルビア領土→オスマン領土→セルビア領土→ユーゴ連邦と
支配者が幾度も変わり、それによって他民族と他宗教が流入してきたことが原因なのです。
紛争直前のコソボでは民族主義の台頭により経済的貧困も重なって多数派のアルバニア人による
セルビア人への破壊・迫害が頻発するようなります。
しかしミロシェヴィッチが登場するとその立場は逆転します。
彼はセルビア民族主義者でありコソボの自治権を剥奪、実質的にセルビアの統治下へ置きます。
その間、コソボのアルバニア人は民族教育を制限され、アルバニア人の経済活動は干渉を受けるまでになり
今まで以上の貧困に陥ることになります。
ユーゴ紛争中、この圧政下のなか1995年にコソボ解放軍が組織されセルビアへの武装闘争を開始します。
(勿論セルビア民間人にも)

アルバニア旗を持つUCK(コソボ解放軍)兵士。
RPG-7やスコープ装着型猟銃と彼らの武器や装備は多種多彩です。

ドイツ軍型のフレック迷彩に中国製56式自動小銃を持つUCK兵士。
服は良い物なのに銃はチープ。私はこの組み合わせは大嫌いですw
ユーゴでは中国製武器は稀な存在なのですが、
コソボ紛争におけるUCK兵士は中国製火器を大量に使用しています。
供給元がはっきり分かりますね!

こちらもコソボ解放軍兵士。先頭の兵士はM16系列の銃を所持していますね・・・・?
米国を含む西側諸国の供与を受けてたと考えた方が良いようですね。

凄い量の荷物を背負うコソボ解放軍兵士。
赤色の強い特徴的なスイス軍型の迷彩服を着用しています。

こちらもコソボ解放軍兵士。
こちらもスイス軍迷彩服を着用しています。
右の兵士は形式不明ですが高価そうな狙撃銃を。
左の兵士はバレットでしょうか?
セルビア軍からの捕獲品とも考えられますが、西側から供給された可能性もあります。

こちらもコソボ解放軍兵士かと思われます。
ドラマグ付きAKにM16A3でしょうか・・・?
本当に雑居した装備や武器が多いですね。

ライフルグレネード発射のためAKの先端に延長ノズルが装着されています。

中国製の武器を使うなんて、もうヨーロッパじゃないですね。

今回は以上になります。
コソボ独立で何故セルビアが猛反発してるかはWIKIでも覗いて頂ければお分かりになると思います。
クロアチアやボスニアでセルビアがしたことは許し難いことですが、コソボにおけるアルバニア人も結構大概なのことしていますね。
かのミロシェヴィッチはユーゴやセルビアを結果的に破局へ追いやったと考えらますが、
かつてコソボにいたセルビア人の中には彼をいまだに指示する人も多いとか。
加害者でもあり被害者でもあるセルビア人やアルバニア人。
まさに考えさせられますね。